歯科衛生士になるための試験

歯科医院に勤務する歯科衛生士は、1989年の法改正によって国家資格とされました。国家資格ということは、国家試験に合格しなければならないということです。試験は年に一度行われ、受験資格もあります。

受験資格について簡単に説明します。一つ目は、文部科学大臣が指定した歯科衛生士学校を卒業した者。二つ目は、厚生労働大臣の指定した歯科衛生士養成所を卒業した者。三つ目は、外国の歯科衛生士学校を卒業した者、あるいは外国において歯科衛生士免許を得た者で、一つ目もしくは二つ目の者と同等以上の知識・技能を持つと厚生労働大臣が認めた者です。

試験科目には、①解剖学および生理学、②病理学、③微生物学および薬理学、④口腔衛生学、⑤衛生学・公衆衛生学(衛生行政・社会福祉を含む)、⑥栄養指導、⑦歯科臨床大要(歯科臨床概論、歯科保存学、歯科補綴学、口腔外科学、小児歯科学、矯正歯科学)、⑧歯科予防処置、⑨歯科診療補助並びに保健指導の九科目あります。

問題は全部で二百問あり、午前と午後に150分ずつ、計300分で行われます。

そして、問題はすべてマークシート方式になっており、合格基準点を超えることができれば合格となります。入試のように倍率というものはなく、あくまでも自身の知識で合否が決まるということです。